たまの感想

アニメやゲームの感想置き場

鉄血のオルフェンズ 41話

視聴やめます。

昭ラフ待ってたので、もう見る意味無いかな…。

話も面白くないからな…。

 

最後に文句をちょっとだけ。

どうせ殺すなら1期最後で不自然に生かす必要あった…?

ぶっちゃけタービンズ女子なんて代わりがいくらでもいるし、中古ってわかってるラフタよりも名瀬から本当に娘扱いの新品のキャラを出して鉄華団のメンバーとの恋を描いても良かったんじゃないかね?

 

てかね、突然微妙な立ち位置のキャラを殺したり死に損ないみたいなキャラを延々と残したりで訳がわからんですよ…。

多人数動かすのがお世辞にも上手いとは言えないような展開続いてるのに、新キャラ出しまくって古参残してたら収拾つかなくなるよ…。

ラフタはシノやアジーよりもよっぽど未来のある(将来的に動かしやすい)描写してたのに殺すの、自分で自分の首を絞めてると思わんのかな…。

 

死に場所こうすれば良かったのに遺言。

ユージン→地球突入時

ラフタアジーシノ→グレイズアイン

ガエリオ→マッキーにやられた時

チャド→地球支部編

ライド、ダンテ→MA戦

特にMA戦はもっとモブじゃないキャラが死ぬべきだったと思うわ。

デルマも死んで良かったかも。

今みたいにキャラが無駄に生きたまま活躍も出番もないより万倍マシ。

1期キャラが順当に死んでいればその後釜になれるからハッシュとかリーゼントとかデカイヤツとかも輝けたかもしれないな。後ろ2人は登場しなさすぎて名前も忘れたよ。

 

ツイッターでちょっと語った事だけど、まだ鉄血に期待してた頃は「鉄華団で命を張る以外の幸せを知ったキャラが退団や死亡で消えていく」とか思ってたね。特に退団がオルガに効くと思ってたけど、ずっと仲良しこよしでしたね。はは。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 39話 感想

39話、あんまりにも酷かったので、リアルタイム視聴やめて、人の実況て状況見つつ、録画を見るか決めることにする。

 

  • あらすじ

イオク君が鉄華団への復讐に燃えてジャスレイおじさんに相談しました。

ジャスレイおじさんは「タービンズってやつが裏で糸を引いてる」とイオク君に教えました。

 

タービンズから鉄華団に派遣されていた女性たちはタービンズに帰っていきました。

昭弘の事を想うラフタちゃんの様子に気づいたアミダさんと名瀬さんは昔話をしつつ、鉄華団は昔のタービンズに似てると言って、鉄華団を想いました。

 

鉄華団ガンダムフラウロス専用兵器を預かっていた事が原因で、タービンズアリアンロッド艦隊に捕まりました。イオク君がジュリエッタを連れてやってきたのです。

歳星でマクマードさんにお菓子をもらっていた三日月や、鉄華団本部のオルガにも、タービンズの危機が知らされます。

オルガは名瀬さんに助けに行きたいと伝えましたが、名瀬さんは「大切なものが何なのか考えろ」と、鉄華団の助けを断りました。

 

  • 感想

イオク君は何で「鉄華団に復讐を!」とか言ってるの????

ちょっと本気でわからないし、ギャグにもなってない。

え?どこに鉄華団恨む要素あったの?

しかも復讐って、鉄華団はお前にも部下にも手を出してないだろ。

「マクギリスのせいで(自分がのこのこ出ていって)MAに部下を殺された」って主張はギリギリ「イオク死ねよ」で許すけど、そこで突然鉄華団出てくると脚本家はコイツの感情の動きを納得できるように説明しろ!となってしまうんですけども。

仮定しかできないけど、「今はマクギリスには手が出せないからその小間使いの鉄華団の裏で手を引いてるタービンズを潰そう!」って理由なのだとしたら、部下の犠牲なんて関係なく、恥かいてラスタルに怒られた腹いせしようとしてるだけなんだよなコイツ…。

もうほぼほぼコイツのせいで視聴切り決意したようなもん。

これまでの微妙な展開もライブ感で乗り切ってきたというのに…。

 

もう一つ、アトラの言動。

子は鎹うんぬんはさておき、

「自分では三日月と釣り合わない」という理由でクーデリアに子作りを頼んだのも、

その後、開き直って「自分も三日月を繋ぎとめるために頑張る」と決意して三日月に「赤ちゃん可愛いよね」と話を振るのも、

どうして三日月の気持ちは確認しないんですか?

1期でアトラとクーデリアがタービンズの赤ちゃん達を見に行った時、ラフタに「元気でしょ?うちのダーリン」と言われたアトラが頬を染めて困っていた以上、子作りに必要な行為は理解してる筈だよね?

まずアトラが言うべきなのは「赤ちゃん可愛いよね?」じゃなくて「あなたのことが好きです」だろ。

クーデリアに子作りを頼む理由、前に自分が予想したよりもマシではあったけど、アトラが開き直ったせいで逆にサイコさが増してるという…。

「三日月と釣り合わない」って、上っ面は三日月の事を考えてるような台詞だから、本質的には三日月の気持ちを無視してしまっていることにアトラ本人も気付いてない…ってことなの?

クーデリアにその辺指摘させるべきでは?

 

最後に、新ED。

全体的にいい加減いつまでもビスケットロス引きずってんなよって思ってしまった。

シンゴジラ、内閣総辞職後に矢口が言ってた台詞を思い出した。

いない者をあてにするな!今は残った者でやれることをやるだけだろ!

 

  • どうして2期は耐えられないのか?

前回とかで、鉄華団に目的がないって言ったような気がするけど、2期はクーデリアにも明確な目的がないのが、輪をかけて物語をつまらなくさせている気がする。

1期でも2期でも鉄華団は自分達の利益(というかオルガの気持ち)の事を第一に考える他ない。

1期ではその鉄華団が火星の貧困を救うというヒロイックな目標を抱いたクーデリアのために動くことで、ある種のヒーローらしさが生まれていたわけで。

2期ではそれが無い。

というかオルガはまだしもクーデリアの目的すら具体的に無いのはあかんだろ。ストーリーがどうというよりもキャラとして。

 

なんかもうグダグダで最後は何の理由も明かされないまま三日月がみんなの為に犠牲になって終わりそうとか思っちゃうぐらい脚本に対する期待がなくなったから、昭弘とラフタが幸せな家庭を築くシーンだけ待ってます。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2期 目覚める厄祭編 感想

  • あらすじ

「火星の王」というマクギリスに示された新たな目標の為、戦力を拡充する鉄華団

テイワズの上層部では、鉄華団がGHと手を組むという決定を事後報告したことで揉めていた。タービンズの名瀬がその場を収めたが、親分であるマクマードを裏切るようなことがないようにとオルガに釘を指す。

テイワズに任された火星のハーフメタル採掘場にて発見された巨大な兵器についてオルガがマクギリスに報告したところ、それは300年前厄祭戦で人類に甚大な被害を齎した無人兵器MA(モビルアーマー)であり、迂闊に手を出してはいけないとのこと。そしてマクギリス自身がMAを確かめるため、火星へやって来ることに。

鉄華団のMA発見とマクギリス火星来訪の情報を掴んだテイワズNo2のジャスレイは、鉄華団を陥れるため、GHセブンスターズの一員であるクジャン家に情報を横流しする。

マクギリスと敵対するGHセブンスターズラスタル・エリオン、イオク・クジャンらはこの情報を受け、仮面の男ヴィダールの「マクギリスはMAを利用し七星勲章を得て、セブンスターズの席次を変える腹積もりだろう」という読みが正しいと考え、イオクが火星へ出撃することに。

火星でMAが発見された現場に到着した鉄華団とマクギリスだったが、イオク率いるMS部隊の襲撃を受ける。MAがMSに近付く事によりMAが起動してしまうことを危惧したマクギリスはイオクに近付いてはいけないと忠告するも、程なくしてイオク部隊は前進。MAが起動してしまう。イオク部隊は部下達に逃がされたイオクを除き全滅。

人類殲滅を目的としているMAが街を襲う前に鉄華団とマクギリスが協力して破壊することに。MAハシュマルは補給のためにプルーマという子機を生産するが、このプルーマと本体であるハシュマルを分断する作戦を打ち立てる。

しかし、作戦中、ガンダムフレームはMAに反応してリミッター解除してしまうようで阿頼耶識システムの制御がうまくいかず、バルバトス、グシオンが稼動できなくなってしまう。

イオクの妨害を受けながらも、歳星で整備が終わったガンダムフラウロスをシノが操縦し、長距離電磁加速砲を使用してハシュマルとプルーマの分断に成功。

ハシュマルの元に駆けつけたマクギリス、石動、ラスタルの部下のジュリエッタだったが、圧倒的なハシュマルの力の前に3人とも為す術がない。

三日月がバルバトスで出撃しようとするが、ガンダムはMAと見えればリミッター解除をしてしまうため、右目と右腕を失った三日月が更に何かを失うかもしれないと危惧したオルガは、三日月に出撃するなと言う。しかし、三日月は「自身の命はオルガの為に使うべき」と、その制止を振り切り戦場へ。

バルバトスとMAは死闘を繰り広げ、MAは破壊された。三日月は戦闘後、右脚の感覚を失った。

一月後、マクギリスはセブンスターズの会議でMAを起動してしまったイオクの行動について言及していた。ラスタルからも見放され、イオクはジャスレイと手を組むことを決意する。

一方、オルガはマクマードに成果を尋ねられ、口を濁していた。もし、マクマードに迷惑をかけることがあれば、縁を切ってもらって構わないと覚悟を持ってオルガは告げるが、マクマードからは「その時は縁を切るだけで済むと思うな」と返されてしまう。

名瀬からも「火星の王になろうとするのは自分が早く楽になりたいからだろう」と指摘され迷うオルガに、右半身を失った三日月が「これで戦い以外のことを出来なくなったから何も考える必要がなくなって良かった。だからオルガが自分に謝ることは許さない。目指す場所に連れていってくれ」と言う。オルガは再三、三日月の手を取り「必ず連れていく」と約束をする。

 

  • 感想

脚本が…死んでる…!?

ラディーチェが都合よすきて耐えられなかった人間がイオクに耐えられるわけがなかった。

 

そもそもここまでイオクを戦犯として描く必要も無いんだよね。

・農業プラントに逸れる→クリュセの道中に農業プラントがあるって設定にすれば良かったよね?イオクのせいで方向が変わってしまった!ってやってるの尺の無駄遣いとしか…。

・急加速するハシュマル→イオクのせいでプルーマと分断できない状況になった!をやった次の週で、狭い道でプルーマが密集して分断できない状況になった!ってやってるの、酷すぎじゃない?イオクの方はいらんかったやろ。

 

あとイオクが善人かどうかに関して。

部下のためを思えてないよねこいつ。

部下は「生きろそなたはクジャン家当主」って死んでいったのにイオクは「おっしゃ仇討ちするわ!」ってなってて、言葉が通じてないの?ってぐらい人の気持ちがわかってないんだよなあ。自分本位の行動ばかりしてるのに、それを他人の為って言う勘違い君ってタチ悪すぎ。

でもそういう指摘を誰もしないって事はやっぱりイオクは脚本都合の塊で、作ってる人間は誰もおかしいって気づいてないのでは…と思っちゃうね。

あと事後のセブンスターズ会議だけど、イオクの立場って1期のカルタのようなものかな?って思ってたから、イオクが責められるのには驚いた。イオク、見た目若いし、ラスタルがイズナリオのような立場になってるのかと思ってた。

イオクのMS操縦の腕だとか、当主としての実力だとか、ラスタルに手綱を握られてることとか、他のセブンスターズの当主は知ってそうなもんなのに、誰もラスタルを責めないんだよな…。その辺も脚本都合感じられるね。

 

 

三日月が半身不随になったことで、オルガと三日月の過去がまたもチラつくけれど、いい加減三日月とオルガの過去回想を全部出してほしいですね…。

あんまり引っ張ると種明かしした時に拍子抜けしそうで怖い。

桜ちゃんが言ってたけど、三日月とオルガに関しては「ずっとここにいてもいい」んだと思うんだよね。もうある程度のゴールには辿り着いてるでしょ。

それでもオルガは「ここじゃないどこか」を目指して進む。

三日月は「そこに連れて行け」とオルガに迫る。

お互いに、お互いがゴールを示してくれるのを待ってるのでは?だとしたら不毛すぎる。

オルガは「早く上がって楽になりたい」だけって名瀬さんに指摘されてたけど、もっと言えばオルガに上がりなんて最初からないんだよなあ…。

三日月は「俺の命はオルガのために使わなきゃ」って言ってたけど、それって「連れて行ってくれ」と矛盾するのに気付いてないのかね?

ここが脚本都合だと判明したら、鉄血切っちゃうかもレベルだから、マジで三日月とオルガの過去重要

 

一方活躍なしのクーデリアと相変わらずのアトラ。

と、思いきや、アトラは我慢して抱えてただけと判明して、それは良かった。

でも「子供作ってください!」は…。

クーデリアもそりゃドン引きするね。

ちょっと怖いのが、子供云々の前にアトラが前世の話をしたこと。

これ、1期のブルワーズのデブリ達が話してた「生まれ変わりの話」と繋げて考えると、アトラは三日月の死を見越して生まれ変わりを望んでるのかなって気もしちゃうんだよね。

勿論あの話から考えれば、三日月が生きてる間に作った子供は三日月の生まれ変わりなわけないけど、アトラがどう感じてるかはわからない。

もしアトラが三日月の子供を三日月の生まれ変わりと思えるなら、現在の三日月との子作りをクーデリアに頼む理由も見えてくるというか…。三日月とクーデリアの子供が三日月の生まれ変わりだったら、アトラは血縁じゃないからもう一度生まれ変わった三日月に恋ができるんだよね…。

でもアトラがこんなこと考えてたらサイコ過ぎて怖いから、この考察は間違っていると信じる。

 

最後に

ヴィダールお前何がしたいん?

人喰いの大鷲トリコ ネタバレ感想

人喰いの大鷲トリコ、発売してから5日と経たない内にクリア。

ICOワンダ、プレイ済だけどICOの方が好きだった自分的にはかなり楽しめた。

ただ、ICOと同じく周回プレイするようなもんじゃないな。逆にワンダは何度でも遊べるし、久々にやろうかなって気分になりやすいのもワンダだな。

ちょっとトロフィーとか集めてみたりもしてるけど、とりあえず感想はきだしとく。

 

 

  • ストーリー

少年が目を覚ますと、そこは見知らぬ洞窟の中だった。目の前には「人喰いの大鷲トリコ」がいた。

不思議と懐いたトリコと共に、少年は自分の村へ帰る道を探す。

 

 

  • よくなかったところ

まずダメなところ。カメラ

大きい字にするぐらいダメだった。

まるでダメ。

 

あと操作面で二つ。

一つは掴まり状態での登り降りの動作がスティックとボタンどちらでも出来ること。

もう一つはタックルと前転回避のボタンが同じボタンになっていること。

 

まず一つ目から、この仕様のせいで

・鎖からのジャンプが思うようにできない

・壁ぶらさがり状態の時、真横に進みたいのに後方ジャンプしようとする

というイライラポイントが多発。

正直、この辺の仕様に関しては圧倒的にICOワンダのがプレイしやすかったぞ。

劣化してるぞ!

 

次に二つ目。これによりタックルして欲しい時なのに少年が前転回避しやがる現象が起きる。

プレイした人はわかるかもだけどガラス持ちヨロイにタックルしようとしたら前転回避して…って何回もなってその間にトリコが傷ついてるの耐えられない。

走って逃げながらタックルはもしかして出来ない?ボタン分けろ!

 

 

  • よかったところ

苛立ってる人も多いけど、自分はトリコ可愛いし賢いし強かったからトリコがちゃんとしてくれないって思ったことは一度もなかった。

トリコはこっちだよって目線で教えてくれる。

でも、L1トリコ注視を知らないと難しく感じるのかも。トリコに乗ってる時はL1でトリコの視線の先を向くよね。

あと撫でると気持ち良くなって欠伸して寝ちゃうから、急ぐなら◯ボタンはあまり使わないほうが良さそう。ゆっくり行くならイーソイソイ。

少年が撫でると傷が治るのに気付いてからは戦うたびにイソーイイソイ。

そうじゃなくてもジャンプ成功したり先に進めたりするとその都度撫でてたけど。

 

トレーラーとかCM一切見なかったから尻尾のシーンは感動の嵐だった。

これヨルダの気持ちがわかるね。

わかってても信じて飛ぶの勇気いる。

トリコはたまに失敗するしな!

尻尾キャッチ、気を失った少年を起こそうとするトリコ、一度だけステンドグラスに負けずに助けに来てくれるトリコ、助走をつけて飛ぶトリコ、凶暴トリコに向かっていってくれるトリコ、本当に感動シーンが多かった。

 

最後に、前情報ゼロで出来て本当に良かったと思えるゲームだった。

トリコ大好き!飼いたい!

考察とかは人のを見てるのが楽しいし自分は考察せずとも満足してるからそれでいいや。

トロフィーは簡単に出来るやつだけ集めた。

・暴走トリコから3分間逃げ切る。

・トリコのいかずちでヨロイを20体倒す。

・ヨロイの背に30秒捕まる。

・全ての敵大鷲に触る。

この辺りはやった。

トリコのウンチ見たけど、事後だったからかトロフィー取れず。

また気が向いた時にプレイしようかな。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2期 地球支部編 感想

  • あらすじ

夜(ryを倒した鉄華団。マクギリスと正式に手を組む事に。

一方その頃、アーブラウで軍事顧問を務めていた鉄華団地球支部では、タカキがアストンをしばしば自宅に誘って、妹のフウカと3人で食卓を囲み、親交を深めていた。

やがて防衛軍発足式典が行われる事になり、地球支部責任者であるチャドが出席。

しかし、テイワズからの派遣者、ラディーチェの裏切りにより、防衛軍発足式典前の蒔苗とチャドが爆破テロに巻き込まれてしまう。テロがきっかけでアーブラウとSAUが戦闘を開始。

鉄華団地球支部の面々は、ラディーチェから紹介された傭兵ガラン・モッサと共に戦場へ。

オルガは地球支部の様子がおかしいと気付き、三日月達とMSを地球へと向かわせる。

負傷したチャドの不在中リーダーを務めることになったタカキは神経をすり減らしながら戦う。アストンと、必ずフウカのところに帰ろうとお互いに誓い合う。

長引く地球の混乱を収束させるため、出撃したマクギリス率いる地球外縁軌道統制統合艦隊が

タカキ、アストンと鉢合わせ。

阿頼耶識の動きを見たマクギリスは相手が鉄華団と判断し、オルガと手を組んだことを伝えようとするも、敵の言葉だとタカキ達は聞かない。

自身の生存の為、マクギリスは仕方なく武器を振るい、タカキをかばってアストンが致命傷を負う。アストンのマンロディに捕まり動けない中、ガランに狙われ絶体絶命のマクギリスの元に、バルバトスが助けに入る。

地球に到着した鉄華団本部団員達の助けによってラディーチェの裏切りとガランの策略が暴かれた。

ファミリーネームを分けた弟分であるアストンの死に激昂した昭弘がガランと戦い、勝てないとわかったガランは自爆。

ラディーチェは自分は地球支部の為を思ったのだと弁解しようとしたが、タカキの手で銃殺された。

その後、マクギリスは鉄華団にGHの創始者アグニカ・カイエルの姿を見たと鉄華団へ期待を寄せる理由をオルガに伝える。

マクギリスがGHの頂点に立った暁には火星を鉄華団に託し、鉄華団は「火星の王」になると、マクギリスは言う。

オルガは「火星の王」に乗り気、三日月をはじめ団員達もオルガが決めた事だと了解するが、タカキは更なる命の危険に身を投じることに抵抗を感じ、フウカを想って退団を決意。

地球支部は解散し、鉄華団はタカキと別れた。

 

  • 感想

あらすじ長っ。これでも削りまくってるのに。

 

ラディーチェが脚本の都合を背負ってザ・無能になってしまった。

  1. 裏切りがバレれば報復(死)が待ち受けている
  2. ガランには捨てられる可能性が高い
  3. 動機が「ムシャクシャしていた」レベル

といった感じで、こんな何の保証もないのに大した動機もなく裏切らないだろ。

そんなことすら考えられない無能だから死ぬのは必然だったんじゃなくて有能っぽく描こうとして失敗してるぽいのが受けつけない。

別にラディーチェ裏切らなくてもテロでラディーチェ、チャドが負傷→ガランがラディーチェの紹介だと偽り仲間ヅラ→アストン死亡には持っていけた気がする。タカキにケジメつけさせたかったんならガランと一緒に参謀ぽいキャラを入れればいいわけで…。

この後きちんとラディーチェがテイワズ派遣である事を何かしら拾ってたら脚本都合じゃなかったんだと思えたけどぶん投げたからね。もう都合としか言いようがない。

 

タカキのケジメまわりもタカキを無駄に綺麗な存在に仕立て上げようとしてるのが変。

ついさっきまで戦場にいた人間を指して「優しいから人殺しできないのでは」とラフタが言うのはどう考えてもおかしい。

一応その後昭弘が、「地球支部で一緒にいたわけだし、ラディーチェ個人に対してタカキが情を持っていてもおかしくない」というような台詞を言ってたからまだここは許せるけど。

なので自分は、帰宅したタカキがフウカを抱きしめられないのはアストンを死なせてしまったからだと思ったけど、ラディーチェ殺して汚れた手で妹に触れられないからって評価が多いし、多分脚本はそういうつもりなんだろうなって思うとモヤる。他人の感想にどうこう言うつもりはないけど、脚本がそういう意図だとしたら嫌だなって。

 

あとジュリエッタが小学生みたいで好きになれず、というか腹立たしくて困ってる。

ガランの事を想って泣くのはまだいいけど「おじさまは!誰よりも強くて…優しくて!」と言うのは各方面に失礼だしガキ丸出し…。

ラスタルはもっと有能な部下を持つべきでは??

 

などと文句を言いつつ、なんやかやラストは楽しんだ。

ラフタが昭弘の名前呼んでばっかで、好きすぎるだろ…とか思ってたら本当に恋愛感情らしくて、指摘してくれるし名瀬さんに黙ってくれるアジーさん最高。

タカキの一連の流れはビスケットを想わせるものがあって、オルガがビスケットに言えなかった「今までありがとう」を言えたところは泣ける。

至るまでの過程に脚本都合の無理矢理展開があったとしてもそれぞれのシーン盛り上げるのはうまいなあ。

 

三日月とオルガがこれからの事を話して締めくくられるわけだけど、「思ってたより遠いなあ」って三日月が言うのは、やっぱり道を間違えてるからのような気がする。

もう何も目指す必要ないんじゃないですかね?

まあこれも三日月とオルガの過去回想が明かされない限りなんとも言えない。

 

今回の三日月さんの素晴らしい一言

「邪魔」

でした。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2期 夜明け(ry感想

  • あらすじ

1期のクーデリア護衛により功績を認められた鉄華団。成長企業として893活動。

クーデリアは亡きフミタンのファミリーネームを自分の会社?の名前にして平和活動。

鉄華団とクーデリアは協力して桜ちゃんの農場を大きくしたり、孤児院を作ったりと、人々を救う為に動いてはいるけれど、良いことばかりではなかった。

1期での鉄華団の活躍によりGHの力は低下し、治安悪化。更に少年兵の有用性が示された事で少年兵やヒューマンデブリは減るどころか逆に増えてしまっていた。

ある時、クーデリアのところに気にくわない活動家が。クーデリアは相手にしなかったが特に公開していないはずのハーフメタル採掘場視察予定を知られていたことが気にかかり、鉄華団に護衛を依頼。

視察現場でやはり海賊の強襲を受ける。

三日月達が追い払うも、夜明け(ryという海賊に目をつけられた鉄華団

夜明(ryが邪魔だと思っているマクギリスからの依頼を受けて、助けを借りつつ、マクギリスとは別のGHの勢力に邪魔されつつ夜(ryのキャプテンを捕らえる事に成功した。

 

  • 感想

夜明けの地平線団噛ませすぎワロタ。

てか誰だよお前ら。

てなわけで敵が噛ませ過ぎてお話は盛り上がらないけど、MS戦は1期よりも良かったのではないかな?いや動きがどうとかではなく、キャラがね。昭弘が特に!

あとMS戦中、補給があることに地味に感動したり。1期の時は余裕なかったからなあ。

鉄華団は、金銭的に成長した!って感じ。

 

新キャラはいっぱい投入されたけどザックぐらいしか面白いのがいない…。

鉄華団ではハッシュが一番出番あるけど、行動原理が謎過ぎて共感するには程遠いキャラ(今後更にわけわからなくなる)。

ジュリエッタはラスタルラスタルうるさい。

イオク様はまだこの時は様付け出来るキャラだったなあ…(遠い目)

 

地球支部でラディーチェとチャドの言い争い(?)のシーンを挟んで、次の地球支部編の準備したりしてるけど、あの会話って

ラディーチェ「本部がMS送ってくれないんですけど、文句言えよ」

→今必要なんか?

チャド「今は本部が大変なんだから仕方ない」

→せやな。

ラディーチェ「いつもそうやって本部は本部の事ばっかで、支部の事投げっぱなし」

→いや本部が第一だろ。あと文句あんならお前が直接オルガに言えよ。

チャド「どんな事があっても俺はオルガを信じてる」

→ファ!?

ラディーチェ「話にならない」

→せやな。

ってな感じで、どっちも頭おかしい。

そしてこの頭のおかしさ保ったまま地球支部編に突入してまった…。悲しい。

 

最後に、クーデリアが「私がアリウム・ギョウジャンをもっと上手く遇らうことが出来ていたら、鉄華団が戦う必要なんてなかった、もっと頑張らないと」みたいな事を言ってて、常により良い結果を求めてる姿に好感をもてる反面、アトラが蚊帳の外どころかお馬鹿さんみたいになっていくのはかわいそうだとおもいましたまる。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1期 感想

  • ストーリー

主人公達は、自らの生活、居場所のため。

ヒロインは貧しい人々を救うため。

様々な敵の妨害を受けながらも火星から地球へ向かう。

スケールは小さい。世界を救ったりはしない。

冷静に考えるとご都合主義を感じる部分も。

それでも結構面白かった。

 

  • 良かったところ

2期にも続いているけれど、大切な人の死に絶叫するシーンは好き。息を引き取る瞬間までは必死に言葉を投げかけ手を伸ばすから、余計にもう何も出来ないんだって絶望感が伝わってくる。

ビスケットの時を除けば、人の死をズルズル引きずったりせずに受け止めて前に進む姿勢も好感が持てる。三日月は勿論のこと、クーデリアや昭弘やシノなんか、ね。

オルガも「絶対に生きろ」という命令をした時はビスケットの死を乗り越えられたようにも感じた。死んでもビスケットの仇をとる、をやめたからね。

 

  • 良くなかったところ

2期に残らせておくためとはいえ、グレイズアインとの戦いでアジーとラフタは死んでただろ…と思わざるを得ない。

ビスケットを失ったことで復讐に進む鉄華団に「道を違えている」と指摘する存在がメリビットさんのみになってしまった上に、じゃあどうするの?ってところにメリビットさんでは答えられなくて印象が悪い。というかぶっちゃけ嫌いなレベル。某氏の言うアドバイス罪を感じる…。

あと敵の魅力があまり感じられない。

中途半端に良いやつみたいになってしまったガエリオは、まあ良いやつなんだけど敵として魅力的かどうかというと疑問符。

マクギリスは敵かどうかも微妙。

アインやクランクニーは清廉なる正しき人道という価値観の押し付けをしてくる。

そして何よりあかんのはガエリオ、アインが差別主義者なこと。良い子キャラに見せようとしても差別主義者は器が小さく見えちゃう。

その分カルタは強くなくとも良い存在だったように思う。

 

  • まとめ

モンターク時にマクギリスが言ってたけど、未来と今を過去の精算に充ててしまっているのかどうかって対比をしてたのかなあ。

鉄華団側にも、GH側にも、身近な人の死という共通事項があって、鉄華団は最終的に悲劇を受け止めて未来へ前進していくけれど、GHのガエリオやアインは最期まで復讐という過去の精算の為に戦っていた。まあマクギリスもそう。

途中、ビスケットの弔い合戦だー!なんて言ってオイオイ…となったりもしたけれど最終的にはそれも乗り越えた印象。ただそれが2期には生きてないからこんな考察は投げ捨てるべきかな。うーん笑えない。