機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 39話 感想
39話、あんまりにも酷かったので、リアルタイム視聴やめて、人の実況て状況見つつ、録画を見るか決めることにする。
- あらすじ
イオク君が鉄華団への復讐に燃えてジャスレイおじさんに相談しました。
ジャスレイおじさんは「タービンズってやつが裏で糸を引いてる」とイオク君に教えました。
タービンズから鉄華団に派遣されていた女性たちはタービンズに帰っていきました。
昭弘の事を想うラフタちゃんの様子に気づいたアミダさんと名瀬さんは昔話をしつつ、鉄華団は昔のタービンズに似てると言って、鉄華団を想いました。
鉄華団のガンダムフラウロス専用兵器を預かっていた事が原因で、タービンズがアリアンロッド艦隊に捕まりました。イオク君がジュリエッタを連れてやってきたのです。
歳星でマクマードさんにお菓子をもらっていた三日月や、鉄華団本部のオルガにも、タービンズの危機が知らされます。
オルガは名瀬さんに助けに行きたいと伝えましたが、名瀬さんは「大切なものが何なのか考えろ」と、鉄華団の助けを断りました。
- 感想
イオク君は何で「鉄華団に復讐を!」とか言ってるの????
ちょっと本気でわからないし、ギャグにもなってない。
え?どこに鉄華団恨む要素あったの?
しかも復讐って、鉄華団はお前にも部下にも手を出してないだろ。
「マクギリスのせいで(自分がのこのこ出ていって)MAに部下を殺された」って主張はギリギリ「イオク死ねよ」で許すけど、そこで突然鉄華団出てくると脚本家はコイツの感情の動きを納得できるように説明しろ!となってしまうんですけども。
仮定しかできないけど、「今はマクギリスには手が出せないからその小間使いの鉄華団の裏で手を引いてるタービンズを潰そう!」って理由なのだとしたら、部下の犠牲なんて関係なく、恥かいてラスタルに怒られた腹いせしようとしてるだけなんだよなコイツ…。
もうほぼほぼコイツのせいで視聴切り決意したようなもん。
これまでの微妙な展開もライブ感で乗り切ってきたというのに…。
もう一つ、アトラの言動。
子は鎹うんぬんはさておき、
「自分では三日月と釣り合わない」という理由でクーデリアに子作りを頼んだのも、
その後、開き直って「自分も三日月を繋ぎとめるために頑張る」と決意して三日月に「赤ちゃん可愛いよね」と話を振るのも、
どうして三日月の気持ちは確認しないんですか?
1期でアトラとクーデリアがタービンズの赤ちゃん達を見に行った時、ラフタに「元気でしょ?うちのダーリン」と言われたアトラが頬を染めて困っていた以上、子作りに必要な行為は理解してる筈だよね?
まずアトラが言うべきなのは「赤ちゃん可愛いよね?」じゃなくて「あなたのことが好きです」だろ。
クーデリアに子作りを頼む理由、前に自分が予想したよりもマシではあったけど、アトラが開き直ったせいで逆にサイコさが増してるという…。
「三日月と釣り合わない」って、上っ面は三日月の事を考えてるような台詞だから、本質的には三日月の気持ちを無視してしまっていることにアトラ本人も気付いてない…ってことなの?
クーデリアにその辺指摘させるべきでは?
最後に、新ED。
全体的にいい加減いつまでもビスケットロス引きずってんなよって思ってしまった。
シンゴジラ、内閣総辞職後に矢口が言ってた台詞を思い出した。
「いない者をあてにするな!今は残った者でやれることをやるだけだろ!」
- どうして2期は耐えられないのか?
前回とかで、鉄華団に目的がないって言ったような気がするけど、2期はクーデリアにも明確な目的がないのが、輪をかけて物語をつまらなくさせている気がする。
1期でも2期でも鉄華団は自分達の利益(というかオルガの気持ち)の事を第一に考える他ない。
1期ではその鉄華団が火星の貧困を救うというヒロイックな目標を抱いたクーデリアのために動くことで、ある種のヒーローらしさが生まれていたわけで。
2期ではそれが無い。
というかオルガはまだしもクーデリアの目的すら具体的に無いのはあかんだろ。ストーリーがどうというよりもキャラとして。
なんかもうグダグダで最後は何の理由も明かされないまま三日月がみんなの為に犠牲になって終わりそうとか思っちゃうぐらい脚本に対する期待がなくなったから、昭弘とラフタが幸せな家庭を築くシーンだけ待ってます。